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01 日次の締め・営業報告書

営業報告書

店舗営業報告書

その日の売上・現金・レジ金種をまとめて記録する画面です。

営業報告書

画面は上から順に並んでいます。

見出し 入れるもの
対象日と操作 どの営業日の分か
① 売上計算 売上
② 現金計算 手元の現金
③ レジ金種 レジの中の金種ごとの枚数
④ 流動経費 その日使った経費
⑤ 過不足 計算と実際の差
備考 申し送り

上から順に埋めていけば終わります。

ほとんどの数字は自動で入ります。 手で入れるのは「システムが知りようのない現物のお金」と「その日の経費」だけです。


入力欄の一覧(手入力か自動計算か)

対象日と操作

手入力/自動 説明
対象日 手入力 どの営業日の分か。今日 で今日に戻る
エクスポート形式 手入力 CSV か XLSX を選ぶ
経過日数 残り日数 平均売上 月商推移 自動 今月の進み具合

① 売上計算すべて自動計算です。手で入れる欄はありません。

画面にも 会計済み伝票から自動集計されます。 と出ています。

中身
組数 客数 その日の組数・人数
小計金額 総売上金額 税・サービス料の前後の売上
決済方法 / 件数 / 金額 の表 支払方法ごとの内訳
売掛 その日に新しく発生した売掛
売上合計 売上の合計
現入合計 現金として入ってきた合計
売掛回収 過去の売掛を回収した分

ここの数字が合わないときは、この画面ではなく伝票を直します。02 伝票の確認と訂正

それぞれの数字がどこから来ているか(実装を追った範囲):

元データ
組数 その営業日に作られた伝票の件数
客数 その伝票に紐づくお客様(席)の数
小計金額 伝票の小計の合計
総売上金額 伝票の請求額(税・サービス料・立替込み)の合計
決済方法 の表 その日の支払い(通常の支払いと内金のみ)を支払方法ごとに集計
売掛 その日に新しく立った売掛の件数と金額
売上合計 支払いの合計 + その日に立った売掛
現入合計 現金現入扱い(カード等)。売掛は入りません
売掛回収 その日に回収した売掛(うち現金 も別に出ます)

返金・支払方法の訂正で作られた行は、決済方法 の表には出ません。 ② 現金計算 側には実際に動いたお金として出ます。

現入合計 に売掛が入らない理由(設計上の考え方):

区分 中身 当日の売上に数えるか
現金 その場で受け取った現金 数える
現入扱い カード・電子マネーなど、その場でほぼ確定するもの 数える
売掛 後日回収する分。回収できる保証がない 数えない(別欄)

売掛は回収した日現入合計 に乗ります。 (06 売掛の管理

② 現金計算

区分 / 摘要 / 入金 / 出金 / 残金 の表です。

行(区分) 手入力/自動 説明
釣り銭補充 手入力 本部から受け取った釣り銭
レジ金(売上高) 自動 現金売上
売掛金(回収高) 自動 売掛の現金回収
本部→小口 手入力 本部から小口現金へ入れた額
入金の自由項目 手入力 入金行を追加 でラベルと金額を足す
立替 自動 会計済み伝票から集計
日払い等 自動 報酬台帳の日払い
レジ金→小口 自動 小口現金出納帳で入れた分がここに出る
出金の自由項目 手入力 出金行を追加 でラベルと金額を足す
翌日準備(翌日釣り銭) 手入力 翌日ぶんに取り分ける釣り銭

下の集計:

手入力/自動
入金合計 出金合計 本日現金残高 自動
翌日小口出金 手入力(本日現金残高には含まれません)

自由項目の行は ラベル (例: 釣銭過不足) と金額を入れます。行は × で消せます。

合計の計算式(実装を追った範囲):

入金合計 = 現金売上 + 売掛の現金回収 + 釣り銭補充 + 入金の自由項目 + 本部→小口
出金合計 = 立替 + 日払い等 + レジ金→小口 + 出金の自由項目 + 本部→小口 + 翌日準備
本日現金残高 = 入金合計 − 出金合計

本部→小口 は入金にも出金にも同額で立つので、本日現金残高 には効きません。 レジの現金は増えていない(本部の金が小口に入っただけ)という扱いです。

自動の行が「どの画面の入力から来るか」:

元になる操作
レジ金(売上高) 会計で 現金 の支払方法を選んだ分
売掛金(回収高) 既存売掛を回収現金 でやった分
立替 伝票の立替の合計
日払い等 報酬台帳の 課税後 / 日払い として登録した分(04
レジ金→小口 小口現金出納帳の レジ補充(レジから小口へ移した分)
本部→小口 小口現金出納帳の本部立替の行

これらは営業報告書では直せません。 元の画面で直してから営業報告書を開いてください。 (① 営業編 08 閉店処理

③ レジ金種ここが現金の枚数を数えて入れる場所です。

金種 / 金額 / 枚数 / 合計 の表で、枚数 だけを手入力します。

行は上から 10000円 5000円 2000円 1000円 500円 100円 50円 10円 5円 1円 のボタンでも増減できます。

手入力/自動
各金種の 枚数 手入力
各金種の 合計 自動(枚数 × 金額)
金種計 自動(全部の合計)
口座入金金額 自動(金種計硬貨保管金額
硬貨保管金額 手入力(ただし自動で入る)
累計硬貨保管金額 自動

硬貨保管金額 は、金種計 の1000円未満の端数が自動で入ります。 変えたいときは上書きできます。上書きすると 手動上書き中 と出るので、 自動値に戻す を押せば自動の値に戻ります。

計算式:

金種計         = 各金種の 金額 × 枚数 の合計
口座入金金額   = 金種計 − 硬貨保管金額
累計硬貨保管金額 = その月の1日から当日までの 硬貨保管金額 の合計

硬貨保管金額 は「店に置いておく小銭」です。⑤ 過不足 の計算には入りません。 過不足は 金種計 そのもの(=数えた現金の全額)で判定します。

④ 流動経費

手入力/自動
No 自動(行番号)
支払区分 手入力小口経由 / 実績のみ(買掛等)
勘定科目 手入力
小項目 手入力
詳細 手入力(20文字以内・任意)
金額 手入力

行を追加 で足し、最後の行を削除 で減らします。空の行は保存されません。

画面の説明のとおり、 小口経由の行は保存時に小口現金出納帳へ出金が自動登録されます。買掛など現金が動かない経費は「実績のみ」を選んでください。

保存すると何ができるか(実装を追った範囲):

支払区分 できるもの
実績のみ(買掛等) 経費表に1件(流動経費)だけ。現金は動かない扱い
小口経由 経費表に1件 + 小口現金出納帳に出金1件。小口の行は自動生成なので出納帳側では直せません

行を消すと、連動して作られた小口の出金も一緒に消えます。

小口経由売上系の勘定科目には使えません。収入の科目を選んだままだとエラーになります。 選べる勘定科目は ③ 設定編経費科目設定流動経費 に入れたものだけです。 (→ ③ 設定編 分析・レポート

同じ経費を経費表や小口現金出納帳にもう一度入れると二重計上になります。 (03 経費の入力

⑤ 過不足すべて自動計算です。

金種計 - 本日現金残高 の差です。 つまり 「実際に数えた現金」−「計算上あるはずの現金」

表示 意味
一致 ぴったり合った
過剰 実際のほうが多い
不足 実際のほうが少ない

ここがゼロにならないときは、②の入出金の入れ忘れか、③の数え間違いを疑ってください。

現金が合わないときにどこを見るか

上から順に見てください。 ほとんどはこの順番で見つかります。

  1. ③ の枚数を数え直す。 いちばん多い原因です。
  2. ② の手入力の行を見る。
  3. 釣り銭補充 を入れ忘れていないか
  4. 翌日準備 に取り分けた分を入れたか
  5. 自由項目に入れたつもりの行が消えていないか
  6. 日払い等 を見る。その日にキャストへ現金で渡した分が入っているか。 入っていなければ、報酬台帳で 課税後 / 日払い として登録します(04)。
  7. レジ金→小口 を見る。レジから小口へ移した現金を小口現金出納帳に入れたか(03)。
  8. 立替 を見る。立替はレジから現金が出ていく扱いです。
  9. ④ 流動経費 を見る。現金で払った経費を 小口経由 ではなく 実績のみ にしていないか。 実績のみ は「現金が動いていない」扱いなので、現金で払ったのに 実績のみ だと現金が余ります
  10. レジ金(売上高)が実感と違うとき → 支払方法の選び間違いです。 伝票側で直します(02 支払方法だけ間違えた)。
⑤の表示 よくある原因
過剰(実際のほうが多い) 出金の入れ忘れ/現金で払った経費を 実績のみ にした/日払いの入れ忘れ
不足(実際のほうが少ない) 入金の入れ忘れ(釣り銭補充など)/カード会計を現金で入力した

どうしても合わないときは、② 現金計算出金の自由項目ラベル (例: 釣銭過不足) として差額を入れ、備考 に事情を書いて残してください。 数字を無理やり合わせるより、差が出た事実を残すほうが後で追えます。

備考

備考手入力。申し送りを300文字以内で。


保存

入力を変えると画面の下に 未保存の変更があります の帯が出ます。

  • 保存 … 保存する(営業報告書を保存しました と出ます)
  • 変更内容の破棄 … 入力前に戻す

保存 を押すまで保存されません。


日次締め(任意)

営業報告書の画面の下のほうにあります。

何をするものか

その営業日の 会計済みの伝票をまとめて「締めた」印を付ける操作です。 締めると、その伝票は普通の編集ができなくなり、直すときの道が変わります。 売上の金額そのものは変わりません。

画面の説明文:

当日の paid 伝票を一括で締めて boundary 段階 2 へ昇格させます。締めなくても運用は継続できます。

実装の中身(何が書き換わるか):

  • 対象になるのは、その営業日に会計が済んでいて、取消されていない伝票だけです。
  • その伝票に「締めた時刻」の印が1つ付くだけです。金額・支払方法・報酬は一切変わりません。
  • すでに印が付いている伝票は飛ばされます(skipped)。二度押しても壊れません。

3つの段階

伝票は、会計のあと3つの段階を進みます。段階が進むほど、直せる方法が減ります。

段階 いつ 内容を直す 支払方法を直す
段階1 会計済み・日次締め前 そのまま編集できる。差額は追加収納/返金 方法を変更(元の日の集計が直る)
段階2 日次締め後 修正(取消して新しい伝票を作り直す)だけ 方法を訂正(今日付で打ち消し+入れ直しの2件)
段階3 月締め後 修正 + 報酬をどう扱うかの選択が必要 段階2と同じ

段階0(例外): 売掛が残っている伝票は、締めていなくてもどの方法でも直せません。 売掛を回収し切るか、伝票ごと 取消 するかの2択になります。 (06 売掛の管理

各段階の直し方は 02 伝票の確認と訂正

手順

  1. 日次締め (任意) の欄を開く。
  2. 対象営業日 を確認する。
  3. 日次締めを実行 を押す。
  4. 〇月〇日 の日次締めを実行しますか? の確認で 締める を押す。

確認の中身:

bulk_closed_at スタンプし、boundary 段階 2 へ昇格させます。 締めた後の動線: - 内容修正 → reissue 経路 - 支払い方法訂正 → 補正ペア経路 個別の伝票は管理画面から降格できます。

締まると ✓ 締め済み と出て、stamped: 〇 件 / skipped: 〇 件 が表示されます。 (stamped が今回締めた枚数、skipped はすでに締まっていた枚数)

営業報告書編集権限が必要です と出るときは、そのアカウントに権限がありません。 必要なのは 営業報告書登録/更新 権限です。 (→ ③ 設定編 ユーザーと役割

誰が締めたかは記録されません。 締めた時刻だけが伝票に付きます。 引き継ぎが必要なときは 備考 に書き残してください。

締めるかどうか

画面にも書いてあるとおり、

締めなくても運用継続できます。厳格化したい場合に使用

つまり 日次締めは必須ではありません。 「もうこの日は触らない」と決めたいときに使ってください。

締めた後の直し方

締めた後は、直し方が変わります。

  • 内容を直したい → 伝票履歴から 修正
  • 支払方法だけ直したい → 支払い方法の訂正

手順は 02 伝票の確認と訂正

個別の伝票だけ締めを外すこともできます。

エラー表示:

  • 未来の営業日は締められません
  • すでにすべて締まっています

閉店前のチェックリスト

  • [ ] すべての卓が会計済みになっている(卓の稼働状況に使用中の卓が残っていない)
  • [ ] デシャップ一覧に 未提供オーダー が残っていない
  • [ ] 出退勤が全員分入っていて 変更を保存 を押した
  • [ ] その日の経費を入れた
  • [ ] 営業報告書を入力した

使用中の卓が残っている場合は ① 営業編 09 困ったときは を見てください。

未会計のまま営業日をまたいだ卓は削除されず残ります(2026年7月28日の仕様変更)。 自動では消えないので、閉店前に必ず確認してください。


売上の確認

店舗売上記録表 で、伝票ごとの売上と分配の内訳を確認できます。

説明文: 営業日単位で伝票の売上・分配状況を確認できます。

売上記録表

見るだけの画面です。ここから直すことはできません。

  1. 営業日 を選ぶ(今日 で今日に戻る)。
  2. 表を見る。
  3. 必要なら エクスポート形式 を選んで エクスポート を押す。

列の並び

中身
顧客名 / 伝票番号 お客様と伝票番号
卓番 人数 卓と人数
会計 支払方法ごとの内訳(売掛 の行も出ます)
請求額 お客様への請求総額
支払額 実際に受け取った額
IN TIME OUT TIME 滞在時間 入店・退店・滞在
立替金 税サ等 立替と税・サービス料
小計売上 / 一人売上 小計と1人あたり
同伴 指名 店舗に登録した指名区分の名前がそのまま列になります
ドリンクバック ボトルバック キャストごとのバック
チャージ料計 小計売上バック ボトル仕入値 各種バックと原価

同伴指名 の列は、店舗の指名区分によって増えたり減ったりします。 区分を足すと、この表にも列が増えます。 (→ ③ 設定編 マスタ

表示のきまり

  • 取消した伝票は出ません。
  • 修正 で作り直した伝票は、新しいほうの1件だけが出ます(元の伝票は出ません)。
  • 売掛を後から回収しても、この表の過去の日の数字は動きません。 「会計を確定した時点の事実」を固めて持っている表です。

売掛の内訳は 06 売掛の管理